Where is a place for us?

居場所はどこにある?入場予約


入場には事前予約が必要です

感染症拡大を防止するため、展覧会への入場をオンラインによる事前予約制(日時指定)とし、入場者数を制限いたします。
予約サイト(Peatix)上で詳細をご確認のうえお申し込みください。
学内者は予約不要となります。学生証、職員証のご提示をお願いいたします。
スケジュール等は変更の可能性がございます。
展覧会公式ウェブサイトで最新情報をご確認のうえご来場ください。

会場
東京藝術大学大学美術館 陳列館
東京都台東区 上野公園 12-8 東京藝術大学
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会期
2021年6月1日(火)ー6月20日(日) ※月曜休館
時間
10:00ー17:00
アーティスト
磯村暖 UGO 岡田裕子 小林勇輝 竹村京&鬼頭健吾 中谷優希 松田修 MOM+I 室井悠輔 リー・ムユン
キュレーター
荒木夏実(東京藝術大学美術学部准教授)
主催
「居場所はどこにある?」実行委員会
助成
東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2021
磯村暖《How to Dance Forever (Dance Lesson #1 VOGUEING)》2019

2020年、新型コロナウイルスの蔓延という予想できない出来事によって、世界は不安と混乱に陥った。そして私たちは社会や国、民族など、自分が所属する場所についてこれまで以上に意識することになった。さらにソーシャルディスタンスによって同居の家族という共同体との関わりが深まる一方で、DVの増加など、家庭が誰にとっても安全ではないことも表面化した。

展覧会「居場所はどこにある?」では、アートを通して私たちにとっての居場所について考える。多様なバックグラウンドを持つアーティストたちの表現は、自分にとっての居場所について、あるいは居場所がないこと、居場所を探していることについて物語る。

家族の形を制限する法律、機会の不平等を生む貧困と格差、クィアや外国人を排除する社会制度、独居老人への対応に苦慮する行政。作品を通して見えてくるさまざまな問題は、今まさに社会が直面している進行形の事象であり、既存の政治や慣習によって解決することはできない。これまでの仕組みや価値観を刷新し、時代を更新していく分岐点に私たちは立っている。

家族とは? コミュニティとは? アイデンティティとは? コロナ禍によって浮き彫りになった、自明ではない、しかし誰もが切望する安全な居場所の存在に改めて注目し、その問題と可能性について探る。未来への希望を見つけるために。


運営
伊東五津美、室井悠輔、荒渡巌
運営補佐
鈴木萌夏
インタビュー
鈴木萌夏、伊東五津美
施工
カタルシスの岸辺
アシスタント
内田万遊 、姥凪沙、高橋宙照、竹下恭可、松本夏生、岡田夏旺、小牧果南、リー・ムユン
デザイン
山本悠
撮影
堀蓮太郎
協力
EUKARYOTE、無人島プロダクション、rin art association